シンガポール当局と携帯電話事業者3社が2Gサービス終了を最終告知
- 2017年03月27日
- 海外携帯電話
シンガポールの政府機関で電気通信分野を管轄する情報通信メディア開発庁(Info-communications Media Development Authority:IMDA)、シンガポールの移動体通信事業者であるSingtel Mobile Singapore、StarHub Mobile、M1は共同でGSM方式による2Gサービスの終了に関して最終告知を行った。
シンガポールの移動体通信事業者は全社が2017年3月31日をもって2Gサービスを終了し、GSMネットワークの停波は2017年4月1日より開始して2017年4月18日までに完了する予定である。
情報通信メディア開発庁と移動体通信事業者各社は2Gサービスのみに対応した携帯電話の利用者に対して、2017年4月1日までにW-CDMA方式による3GサービスまたはLTE方式による4Gサービスに対応した端末に交換する必要があることを案内している。
2Gサービスに対応した携帯電話の利用者には高齢者が多いため、スマートフォンの使用方法に不安がある高齢者はSilver Infocomm Junctions (SIJ)のカリキュラムで学ぶことも提案されている。
シンガポールではSingtel Mobile Singaporeが1994年に初めて2Gサービスを開始しており、23年間にもわたりシンガポーリアンのコミュニケーションを支えたテクノロジが間もなく役目を終える。
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