SoftBank向けスマートフォン602ZTがFCC通過、実機画像も公開される
- 2017年05月01日
- SoftBank-ZTE
SoftBank向けのZTE (中興通訊)製のFDD-LTE/AXGP(TD-LTE)/W-CDMA/GSM端末「602ZT」が2017年5月1日付けでFCCを通過した。
FCC IDはSRQ-602ZT。
モバイルネットワークはAXGP(TD-LTE) 2500(B41) MHz, GSM 1900 MHzで認証を受けている。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11 b/g/nに対応し、2.4GHz帯のみ利用できる。
602ZTは未発表端末の型番である。
これまでより、602ZTはSoftBank向けのスマートフォンとなることが判明している。
OSにはAndroid 7.1 Nougat Versionを採用する。
チップセットは詳細不明であるが、Qualcomm Snapdragonシリーズとなる。
通信方式はFDD-LTE 2100(B1)/1800(B3)/900(B8) MHz, AXGP(TD-LTE) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz, GSM 1900/1800/900 MHzに対応している。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは取り外し可能で、容量は2400mAhとなっている。
なお、電池パックの型番はZTE Blade A520と共通でLi3824T44P4h716043を採用する。
FCCではラベルのほか実機画像や取扱説明書なども公開されている。
ラベルからは電波法に基づく工事設計認証の工事設計認証番号が018-170080、電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号がADF17-0021018となることが判明している。
電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号より、LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)に対応することが分かる。
エントリークラスのスマートフォンとして2017年夏商戦向けに発表されると思われる。
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