SoftBankがスマートフォンAQUOS R (605SH)を発表、3.5GHz帯のTD-LTEに対応
- 2017年05月11日
- SoftBank-SHARP
SoftBankはSHARP製のFDD-LTE/TD-LTE/AXGP(TD-LTE)/W-CDMA/GSM端末「AQUOS R (605SH)」を発表した。
SoftBankブランドのラインナップで、SHARP AQUOS RのSoftBank版となるスマートフォンである。
OSにはAndroid 7.1.1 Nougat Versionを採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 835 Mobile Platform (MSM8998)を搭載している。
CPUはクアッドコアの2.2GHzとクアッドコアの1.9GHzで計オクタコアとなっている。
ディスプレイはHDR10に準拠した高画質4K HDRコンテンツの再生に対応した120Hz駆動の約5.3インチWQHD(1440*2560)High-speed IGZO液晶を搭載する。
カメラはリアに光学式手ブレ補正に対応した約2260万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約1630万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2100(B1)/1900(B2)/1800(B3)/1700(B4)/ 1500(B11)/900(B8)/700(B17/B28) MHz, TD-LTE 3500(B42) MHz, AXGP(TD-LTE) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/900(VIII) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
SoftBankのネットワークでは通信速度が下り最大612Mbps/上り最大37.5Mbpsとなる。
なお、下りはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)、256QAM、4×4MIMOを適用して下り最大612Mbpsを実現する。
VoLTE (Voice over LTE)をさらに高音質化する音声コーデック技術のEVS (Enhanced Voice Services)を適用したVoLTE(HD+)にも対応しており、より高音質な音声通話を利用できる。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やおサイフケータイにも対応している。
地上デジタルテレビ放送はISDB-T方式のフルセグやワンセグを視聴できる。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを搭載する。
IPX5やIPX8に準拠した防水性能やIP6Xに準拠した防塵性能を備える。
電池パックは内蔵式で、容量は3160mAhとなっている。
カラーバリエーションはマーキュリーブラック、ジルコニアホワイト、ブレイズオレンジの3色展開である。
2017年7月上旬以降に販売を開始する予定としている。
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