Sprint傘下のVirgin Mobile USAがAndroidスマホの販売を終了、iPhone専用キャリアに転身
- 2017年06月22日
- 海外携帯電話
米国のVirgin Mobile USAはOSにAndroidを採用したスマートフォンの販売を終了し、米国のAppleが提供するiPhoneのみ取り扱うことを明らかにした。
Virgin Mobile USAはSoftBank Groupの子会社で米国の移動体通信事業者(MNO)であるSprintの子会社で、Sprintのネットワークを利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)でもある。
初めてのiPhone専用キャリアになると主張しており、ラインナップはApple iPhone 6、Apple iPhone 6s、Apple iPhone 6s Plus、Apple iPhone 7、Apple iPhone 7 Plus、Apple iPhone SEを取り扱い、2017年6月27日より出荷を開始する。
iPhone専用キャリアへの転身に伴い、新たな料金プランとしてInner Circleを発表している。
Virgin Mobile USAでiPhoneを購入してInner Circleに加入すると、6ヶ月間にわたり無制限の音声通話、無制限のテキストメッセージ、無制限のデータ通信を1米ドル(約110円)で利用できる。
また、期間限定のプロモーションとして、2017年7月31日までにVirgin Mobile USAでiPhoneを購入してInner Circleに加入することで、無制限の音声通話、無制限のテキストメッセージ、無制限のデータ通信を1米ドルで利用できる期間が12ヶ月となる。
注意点として、動画のストリーミング再生は解像度が480pに制限されており、通信速度は音楽のストリーミング再生が最大500kbps、ゲームのストリーミングプレイが最大2Mbpsとなるほか、月間データ通信容量が23GBを超過すると通信速度が制限される場合がある。
1米ドルの期間が終了するとプランの内容は変わらず、50米ドル(約5,600円)の月額料金が発生する。
また、期間限定ではあるが、ほかのVirginブランドとコラボレーションしたプロモーションも提供される。
英国の航空会社であるVirgin Atlantic Airwaysや米国の航空会社であるVirgin Americaのクーポンのほか、Virgin Hotels、Virgin Wines、Virgin Sport San Francisco Festivalにおけるフィットネスサービスのクーポンなどを用意している。
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