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マレーシアのU Mobileが2018年末までに国内ローミングを終了へ



マレーシアの移動体通信事業者であるU MobileはマレーシアのMaxisの全額出資子会社であるMaxis Broadbandに対して通信設備の共有に関する合意の解消を通知した。

U MobileとMaxis Broadbandは2011年10月21日に第3世代移動通信システム(3G)の通信設備を共有することで合意しており、通信設備を共有する期間は10年間、さらに2年間を期間延長するオプションも盛り込まれていた。

また、通信設備を共有する合意の一環で、Maxis Broadbandはカバレッジが狭いU Mobileの加入者に対して国内ローミングを受け入れているが、通信設備の共有を終了することに伴い、国内ローミングの提携も終える。

通信設備の共有は2018年12月27日までに段階的に終了する予定で、それまでにU Mobileは通信設備を共有するエリアで自社の通信設備への置き換えを進めるとしている。

U Mobileは2016年に1.8GHz帯の15MHz幅*2と900MHz帯の5MHz幅*2を取得しており、2017年4月1日より1.8GHz帯、2017年7月1日より900MHz帯の利用が可能となった。

加入件数の増加や新たな周波数の取得を受けて、U Mobileは自社のネットワークの拡大に注力することが最も適切と判断し、通信設備の共有を終えるという。

U Mobileの加入者に対して悪影響を与えることはなく、将来的に通信品質とカバレッジを向上できると説明している。

一方、Maxisは2017年6月23日にMaxis BroadbandがU Mobileより通信設備の共有を終了すると通知を受けたが、これがMaxisの業績に重大な影響を及ぼすことはないとのことである。

U Mobile
Maxis

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