南スーダンで新たな携帯電話事業者Niletelを設立
- 2017年07月22日
- 海外携帯電話
南スーダンで新たな携帯電話事業者としてNiletelを設立したことが分かった。
スーダン人投資家が率いるAshraf Groupと南スーダン政府の合弁会社となり、出資比率はAshraf Groupが75%、南スーダン政府が25%となる。
2017年7月から8ヶ月以内に南スーダン全土で事業を開始する計画としている。
南スーダンでは経済危機が影響して既存の携帯電話事業者は収益性の低い農村部で事業を停止し、料金を引き上げるなどの措置を講じており、農村部の通信環境は厳しい状況にあるが、Niletelは農村部を含めた南スーダン全土をカバーする計画で、高速な第4世代移動通信システム(4G)を導入する方針も示した。
南スーダンの携帯電話事業者はGemtel Telecomが2014年に撤退したため、ZainブランドのSouth Sudanese Mobile Telephone Company、MTN South Sudan、VivacellブランドのNetwork of the Worldの3社であり、Niletelは第4の携帯電話事業者として参入することになる。
なお、プレフィックスはNiletelが094、South Sudanese Mobile Telephoneが091、MTN South Sudanが092、Network of the Worldが095、Gemtel Telecomが097である。
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