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LGエレクトロニクスが2017年Q2の業績を発表、スマホ販売不振でMC事業本部は赤字



韓国のLG Electronicsは2017年第2四半期の業績を発表した。

連結売上高は前年同期比3.9%増の14兆5,514億韓国ウォン(約1兆4,537億円)、営業利益は前年同期比13.6%増の6,641億韓国ウォン(約663億円)となり、前年同期比で増収増益を達成した。

事業本部別の業績も公開されている。

H&A (Home Appliance&Air Solution)事業本部は売上高が前年同期比11.7%増の5兆2,518億韓国ウォン(約5,247億円)、営業利益が前年同期比7.4%増の4,657億韓国ウォン(約465億円)となった。

韓国でエアコン、洗濯機、空気洗浄機、ドライヤーなど新製品の販売が好調で、北米でも堅調な販売に支えられた。

HE (Home Entertainment)事業本部は売上高が前年同期比1.9%増の4兆2,349億韓国ウォン(約4,231億円)、営業利益が前年同期から小幅減少で3,430億韓国ウォン(約343億円)となった。

高付加価値のテレビは販売が伸びたが、パネル価格の上昇で営業利益が減少した。

MC (Mobile Communications)事業本部は売上高が前年同期比21.0%減の2兆7,014億韓国ウォン(約2,699億円)、営業利益は1,324億韓国ウォン(約132億円)の赤字で、MC事業本部は9四半期連続で赤字となった。

高付加価値のスマートフォンが販売不振で売上高が減少し、LG G6のグローバルにおけるマーケティング費用の増加が影響して赤字を記録した。

赤字幅は前年同期比では縮小したものの、前期比では大幅に拡大している。

VC (Vehicle Components)事業本部は売上高が前年同期比38.0%増の8,826億韓国ウォン(約882億円)、営業利益は164億ウォン(約16億円)の赤字となった。

電気自動車向け部品の販売好調などで売上高は増加したが、先行投資を継続したことで小幅の赤字が続いた。

2017年第3四半期の見通しも公表している。

MC事業本部はLG G6シリーズのラインナップを拡大、LG V20の後継となるスマートフォンの発売、LG Q6シリーズの本格的な発売などを通じて、スマートフォンの販売台数を増やす計画とのことである。

LG Electronics

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