シンガポールのStarHubがWeChatと提携してStarHub WeChat Go SIMを発売
- 2017年09月08日
- 海外携帯電話
シンガポールのStarHub (星和)の全額出資子会社で同国の移動体通信事業者であるStarHub Mobile (星和移動)は中国のTencent Holdings (騰訊控股)と提携し、プリペイドSIMカード「StarHub WeChat Go SIM (新加坡星和WeChat Go微信楽游卡)」を発売すると発表した。
シンガポール政府観光局によると2016年に中国からの観光客は前年比36%増を記録し、Hotels.comの調査では中国人旅行者が12ヶ月以内に訪問したいアジア太平洋地域でシンガポールが1位になるなど、シンガポールでは中国人旅行者の増加が見込まれる。
そこで、StarHub Mobileは中国人旅行者の需要を満たすように設計したStarHub WeChat Go SIMを提供し、中国人旅行者の便宜を図るとしている。
StarHub WeChat Go SIMは2017年9月11日より中国の旅行業者代理業者であるBeijing Mafengwo Network Technology (北京螞蜂窩網絡科技)、Tongcheng Intermational Travel Agency (同程国際旅行社)、QYER (Beijing) (北京窮游天下科技発展)がオンラインで注文を受け付け、シンガポール・チャンギ国際空港(SIN)内にある15のUnited Overseas Bank (大華銀行:UOB)の両替所で受け取れる。
また、StarHub WeChat Go SIMはStarHub Mobileの販売店で7-Eleven Singaporeの店舗でも販売する。
StarHub WeChat Go SIMには販売価格が16シンガポールドル(約1,300円)と32シンガポールドル(約2,600円)の2種類が用意されている。
16シンガポールドルのプランは有効期間が7日間、シンガポール国内のデータ通信容量が7GB、シンガポール国内でWeChatとLingcod TVのデータ通信容量が無制限、データローミングであるHappy Roamのデータ通信容量が1GB、シンガポール国内の音声通話が500分、シンガポール国内のSMSが無制限、中国への国際電話が60分となっている。
32シンガポールドルのプランは有効期間が12日間、シンガポール国内のデータ通信容量が15GB、シンガポール国内でWeChatとLingcod TVのデータ通信容量が無制限、Happy Roamのデータ通信容量が2.4GB、シンガポール国内の音声通話が3,000分、シンガポール国内のSMSが無制限、中国への国際電話が150分となっている。
なお、Happy Roamは中国や日本を含めた14の国と地域において利用可能で、中国における対象の移動体通信事業者はChina Mobile Communications (中国移動通信)である。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。