豪州のTelstraがLTE-MでVoLTEを導入、EricssonやQualcommと協力
- 2017年09月24日
- 海外携帯電話
豪州最大手の移動体通信事業者であるTelstraはLTE UE Category M1 (eMTC:以下、LTE-M)でVoLTE (Voice over LTE)を実装したと発表した。
スウェーデンのEricssonや米国のQualcommの子会社であるQualcomm Technologiesと協力してLTE-MでVoLTEを実装しており、LTE-Mに対応したIoT機器でVoLTEが利用できることを実証したという。
LTE-Mは3GPP Release 13で策定されたIoT向けのLTE規格となり、ライセンスバンド(免許帯域)で低消費電力、高セキュリティ、広カバレッジの実現が期待されている。
Telstraは2017年8月にTelstra 4GXとして展開するLTEネットワークでLTE-Mを導入しているが、さらにLTE-Mに対応したIoT機器でデータ通信のみならずVoLTEも利用可能とした。
スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスを筆頭に音声通話サービスが必要なIoT機器でLTE-Mを利用することで、さらに電池を長持ちさせることができるとアピールしている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。