GSM版のiPhone 8 PlusはIntel製の通信モデムを搭載、下り最大600Mbpsに
- 2017年09月23日
- Apple関連
米国のAppleが発売したスマートフォン「Apple iPhone 8 Plus」がTech Insightsによって分解された。
分解されたApple iPhone 8 Plusは型番がA1897で、CDMA2000方式に非対応のモデル、すなわちGSM版となる。
通信モデムはIntel XMM 7480 Modemを搭載することが判明したと伝えられている。
Intel XMM 7480 Modemは下りがLTE DL Category 12、キャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)、FDD-LTE方式とTD-LTE方式を組み合わせたCA、256QAMに対応、上りがLTE UL Category 13、CA、64QAMに対応し、通信速度が下り最大600Mbps/上り最大150Mbpsとなる。
通信モデムの性能を端末がすべて有するとは限らないが、Apple iPhone 8 PlusのGSM版は通信速度が下り最大600Mbps/上り最大150Mbpsになると思われる。
なお、Intel XMM 7480 Modemが対応する通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM方式となり、CDMA2000方式には非対応である。
CDMA2000方式に対応したモデル、すなわちCDMA版にはIntel XMM 7480を搭載できないため、CDMA版はQualcomm Snapdragon X16 LTE Modemを搭載する。
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