カメルーン当局、Vodafone Cameroonの通信サービスを強制的に停止
- 2017年09月29日
- 海外携帯電話
カメルーンの政府機関で電気通信分野を管轄するTelecommunications Regulatory Board of Cameroon (以下、ART)はカメルーンの移動体通信事業者であるAfrimax Cameroonの通信サービスを強制的に停止したことが分かった。
Afrimax CameroonはARTの命令に従って2017年9月14日の夕方より通信サービスを停止しており、通信サービスを再開できていない状況にあるという。
この事態を受けて、Afrimax Cameroonの最高経営責任者が「当社が制御できない理由により、一時的に通信サービスを停止した。問題の解決に努めているが、迷惑を掛けた顧客に謝罪する。」が声明を発表している。
また、Afrimax Cameroonはこれまでに税金など20億CFAフラン(約4億円)や規制手数料の10億CFAフラン(約2億円)を含めた30億CFAフラン(約6億円)をカメルーン政府に納め、さらに116人の従業員を直接的に雇用、間接的に1,055もの雇用を創出したとして、カメルーンへの貢献をアピールした。
Afrimax Cameroonは英国のVodafone Groupと資本関係はないが、Vodafone Groupとブランド提携しており、Vodafoneブランドで2016年9月より移動体通信事業を手掛ける。
オランダに本社を置くAfrimax傘下の企業で、ライセンスを保有するNorthwaveを買収したが、ライセンスは売買不可との規定があるため、ARTが問題視している可能性がある。
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