折り畳み式でデュアルディスプレイを採用したZTE Axon Mを発表
- 2017年10月17日
- Android関連
中国のZTE (中興通訊)はFDD-LTE/W-CDMA/GSM端末「ZTE Axon M (Z999)」を発表した。
折り畳み式の筐体でデュアルディスプレイを採用したスマートフォンである。
OSにはAndroid 7.1.2 Nougat Versionを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 821 (MSM8996Pro)となる。
CPUはデュアルコアの2.15GHzとデュアルコアの1.6GHzで計クアッドコアとなっている。
ディスプレイは2枚の約5.2インチFHD(1080*1920)液晶を搭載しており、画素密度は426ppiである。
2枚のディスプレイを合わせて表示すると約6.75インチ相当となり、1枚の大きなディスプレイとして使うことや、それぞれのディスプレイに異なるコンテンツを表示して使うことができる。
カメラは約2000万画素積層型CMOSイメージセンサSony IMX350 Exmor RSを備える。
通信方式はFDD-LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)やLTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用できる。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは内蔵式で、容量は3180mAhとなっている。
急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0を利用できる。
電源キーには指紋認証センサを統合しており、セキュリティ性能を高めている。
移動体通信事業者としては日本のNTT DOCOMO、米国のAT&T Mobility、中国のChina Telecom (中国電信)、英国のVodafone Groupが取り扱うことが決まっている。
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