ブロードコムが約11兆円でクアルコムの買収を検討か
- 2017年11月05日
- その他モバイル端末
米国のBroadcomは米国のQualcommの買収を検討していることが外国メディアの報道で分かった。
Broadcomは現金と株式により1株あたり約70米ドル(約8,000円)、総額1,000億米ドル(約11兆円)でQualcommを買収する方向で検討しているという。
近いうちにQualcommに対して買収を提案すると見込まれている。
BroadcomはQualcommの買収に成功すれば、米国のIntelや韓国のSamsung Electronicsに次いで、世界で第3の規模の半導体メーカーとなる見込み。
Qualcommは携帯電話向けの通信モデムでは支配的地位にあるが、中国、台湾、韓国などで関連当局から独占禁止法やそれに相当する法律に違反したとして巨額の罰金を命じられたほか、米国のAppleとはライセンス料を巡る法廷闘争が泥沼化している。
なお、Broadcomは本社機能を米国に、登記上の本店所在地をシンガポールに置くが、登記上の本店所在地も米国に移す方針を示している。
米国当局による承認の取得などQualcommの買収を円滑に進めるために、登記上の本店所在地を米国に移すとの見方もある。
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