インド当局、電気通信分野のM&Aに要する期間の短縮化を推奨
- 2017年12月02日
- 海外携帯電話
インドの政府機関で電気通信分野を管轄するTelecom Regulatory Authority of India (以下、TRAI)は電気通信分野における事業者の合併や買収に要する期間の短縮化を指示した。
インドでは携帯電話業界の競争激化に伴う再編が進んでいるが、審査の長期化などで円滑に取引が完了に至らない事例がある。
電気通信事業者の合併や買収では複数の関連当局の承認を受ける必要があるが、TRAIはDepartment of Telecommunications (DoT)が実施するライセンスの買収や譲渡に係る審査に関して、申請から30日以内に承認の可否を示すべきと勧告した。
また、携帯電話事業者の合併や買収では統合後に周波数が保有上限を超える場合があるが、超過分の周波数は放棄に1年間の猶予期間を与えるなど、合併や買収の合意から取引完了までに要する期間の短縮化を推奨している。
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