NTT西日本、公衆電話ボックスを携帯電話基地局などの設置に貸し出すサービスを開始
- 2017年12月15日
- docomo-総合
NIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE WEST CORPORATION (西日本電信電話:以下、NTT西日本)は同社が保有する公衆電話ボックスの天井などを携帯電話や公衆無線LANアクセスサービスなどに関する基地局および基地局用通信線などの付属物の設置場所として有料で貸し出すサービスを開始すると発表した。
移動体通信事業者による積極的な提供エリアの拡大や自治体および企業などによる公衆無線LANアクセスサービスの整備に伴い、基地局などの設置が急速に進んでいるが、特に建物密集地などでは基地局などの設置場所の確保が困難な場合があり、NTT西日本では通信環境の改善に貢献するため基地局などの設置場所として公衆電話ボックスのスペースを提供するという。
2016年度末時点でNTT西日本が保有する約2.4万台の公衆電話ボックスを基地局などの設置場所として活用できる。
受付開始当初は多数の申し込みが想定されるため、一定の受付期間を設けて抽選を実施し、それ以降は先着順で受け付ける予定である。
抽選による受付は2018年1月22日と2018年1月23日の2日間で、抽選期日など抽選方法は申込者に改めて案内し、先着順による受付は2018年2月1日以降となる。
対象エリアはNTT西日本エリアで、具体的には富山県、岐阜県、愛知県、静岡県以西の30府県である。
公衆電話ボックス1台あたり1社契約とし、連続して設置されている公衆電話ボックスは運用上1台とみなす。
基地局などのサイズや土地所有者から設置許可が得られない場合など、条件によって貸し出し不可の場合もあるという。
貸し出しに係る料金は設置場所や設置機器などに応じて異なる。
最低利用期間が設定されており、最低利用期間内に顧客側の事由で利用中止した場合、残余期間分の利用料を徴収するとのことである。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。