米Apple、中国におけるiCloudの運用移管に関して案内
- 2018年01月12日
- Apple関連
米国のAppleは中国(本土)におけるiCloudの運用をGuizhou-Cloud Big Data Industry Development (雲上貴州大数据産業発展:以下、GCBD)に移管することに合わせ、移管の対象や利用者側の対応に関して案内した。
2018年2月28日より中国におけるiCloudの運用はGCBDに移管するため、中国でiCloudのサービスやiCloudに保管するすべてのデータを使用する場合、GCBDが運用するiCloudの利用規約に同意する必要がある。
GCBDが運用するiCloudの利用規約に準拠する対象となるiCloud アカウントに関しても案内しており、国や地域の設定が中国となっているApple IDに紐付けられているiCloud アカウントの運用が移管の対象となる。
移管の対象となるiCloud アカウントについて、利用者側で何らかの対応を講じる必要はなく、そのまま中国でiCloudの利用を継続できる。
中国市民でない場合も、Apple IDの国や地域の設定によって移管の対象となる場合があるため注意しておきたい。
中国に居住する中国市民でない場合、Apple IDの国や地域の設定を編集して国や地域の設定を変更できるが、国や地域の設定を変更後、変更前の国や地域で購入した一部のコンテンツは再ダウンロードできなくなる場合がある。
中国に居住する中国市民で2018年2月28日以降にGBCDが運用するiCloudの利用を拒否したい場合、2018年2月28日付けでiCloud アカウントを無効化するよう意思を表明することができる。
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