ロシアのIntertelecomが3Gサービスを終了、ロシアのCDMA2000はすべて終える
- 2018年02月16日
- 海外携帯電話
ロシアの移動体通信事業者(MNO)であったIntertelecomはCDMA2000方式による3Gサービスを終了した。
Intertelecomはクリミア半島に限定してCDMA2000方式の800MHz帯(Band Class 0)を運用していたが、2018年1月1日にCDMA2000方式のライセンスの満期を迎えていた。
ロシアの政府機関であるロシア連邦通信・情報技術・マスメディア監督庁(The Federal Service for Supervision of Communications, Information Technology, and Mass Media:ROSKOMNADZOR)はライセンスの延長を拒否したため、それに伴いIntertelecomはCDMA2000方式による3Gサービスの提供を終えた。
ロシアでは複数の移動体通信事業者がCDMA2000方式を導入したが、相次いでCDMA2000方式を終了しており、Intertelecomが最後まで残っていた。
IntertelecomがCDMA2000方式を終了したため、ロシアではすべての移動体通信事業者がCDMA2000方式を終了したことになる。
なお、ウクライナの領土であったクリミア半島のクリミア共和国およびセヴァストポリ市はロシアによって併合され、ロシアが実効支配する状況にあるが、国際的にはロシアによる併合は承認されていない。
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