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近鉄ケーブルネットワークがTD-LTE互換の地域BWA高度化方式を導入



Kintetsu Cable Network (近鉄ケーブルネットワーク:KCN)は総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の近畿総合通信局より2018年1月22日付けで地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式の無線局免許を取得したと発表した。

地域BWAは制度改正によって従来のWiMAX方式より高速な通信速度などを実現する地域BWAの高度化方式を導入することが認められ、地域BWAの高度化方式としてはTD-LTE方式と互換性を確保したAXGP方式またはWiMAX Release 2.1 Additional Elements (WiMAX R2.1 AE)方式を運用できる。

Kintetsu Cable Networkは通信方式にAXGP方式を採用する。

無線局免許の概要は帯域幅が20MHz幅、中心周波数が2585.0 MHz、出力が40Wとなっている。

通信速度は下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsである。

サービスの提供エリアは奈良県橿原市の一部と案内している。

AXGP方式のネットワークを利用して公衆無線LANのアクセス回線のほか、一般顧客向けの高速無線ブロードバンドサービスを提供する。

また、行政と連携した防災および防犯ネットワークの構築や災害時の緊急インフラなど地域社会に寄与するサービスの提供を推進するという。

Kintetsu Cable Networkは奈良県生駒市に本社を置く企業で、主要な株主にはKintetsu Group Holdings (近鉄グループホールディングス)、生駒市、奈良市が含まれる。

なお、奈良県で地域BWAの高度化方式の無線局免許を取得した企業はKintetsu Cable Networkが初めてである。

Kintetsu Group Holdings

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