パレスチナの携帯電話事業者Jawwalが3Gサービスを開始

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パレスチナのPalestine Telecommunications Companyの子会社でパレスチナの移動体通信事業者(MNO)であるPalestine Cellular Communicationsは第3世代移動通信システム(3G)を導入した。

Palestine Cellular Communicationsはブランド名をJawwalとして展開している。

3GとしてW-CDMA方式を導入しており、3Gサービスは2018年1月23日より3G++として展開する。

ヨルダン川西岸地区およびガザ地区のうち、まずはヨルダン川西岸地区の一部が3G++の提供エリアとなる。

長らくパレスチナを弾圧するイスラエル政府がパレスチナの移動体通信事業者に対して3Gの導入を認めず、パレスチナ自治政府がイスラエル政府に圧力をかけるよう国際社会に呼びかけていたが、2015年11月19日付けでパレスチナ自治政府とイスラエル政府がパレスチナの移動体通信事業者による3Gの導入で合意に達し、国際電気通信連合(International Telecommunication Union：ITU)まで歓迎の声明を発表していた。

イスラエルではなくパレスチナの移動体通信事業者としてはPalestine Cellular Communicationsが初めて3Gサービスを導入することになった。

Jawwal