中国の携帯電話事業者各社が雄安新区支店を設立
- 2018年04月05日
- 海外携帯電話
中国のChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団:以下、中国移動)、China United Network Communications (中国聯合網絡通信:以下、China Unicom)、China Telecom (中国電信)は2017年第3四半期以降に相次いで河北省雄安新区に分公司を設立したことが分かった。
雄安新区は中国政府が国家プロジェクトとして開発を進める国家級新区で、河北省保定市の雄県、容城県、安新県を雄安新区とする。
先端技術に特化した国家級新区を目指す中国政府の意向に沿ってChina Mobile、China Unicom、China Telecomは雄安新区で先端技術の研究開発を進める方針で、それに伴い雄安新区に分公司を設置している。
なお、分公司は支店に相当し、独立した法人格を持たない。
China Mobileは全額出資子会社で河北省の事業を担うChina Mobile Group Hubei (中国移動通信集団河北)を通じて2017年9月29日付けで中国移動通信集団河北有限公司雄安新区分公司、China Unicomは2017年9月22日付けで中国聯合網絡通信有限公司河北雄安新区分公司、China Telecomは2017年10月10日付けで中国電信股份有限公司河北雄安新区分公司を設立した。
分公司の所在地は下記の通りである。
– 中国移動通信集団河北有限公司雄安新区分公司
河北省保定市容城県奥威路南88号
– 中国聯合網絡通信有限公司河北雄安新区分公司
河北省保定市容城県奥威路122号
– 中国電信股份有限公司河北雄安新区分公司
河北省保定市安新県安容公路東建設大街279号
China Mobile、China Unicom、China Telecomはいずれも雄安新区で第5世代移動通信システム(5G)の本格的な試験を早期に実施する計画で、China Mobileは雄安新区でIoT向けLTE規格のLTE UE Category NB1 (NB-IoT)を活用したスマート街灯やスマートマンホールの実証実験も開始している。
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