阪神ケーブルエンジニアリングのHai connectを契約したので2年半ぶりに大石駅へ
- 2018年04月22日
- Regional BWA, Report
Hanshin Electric Railway (阪神電気鉄道)の全額出資子会社であるHanshin Cable Engineering (阪神ケーブルエンジニアリング:以下、HCE)が提供するHai connect (ハイコネクト)を契約したので、約2年半ぶりに阪神電気鉄道本線の大石駅を訪問した。
Hai connectは地域広帯域移動無線アクセスシステム(以下、地域BWA)の制度を利用した地域限定型の高速無線通信サービスである。
地域BWAは制度改正に伴い従来のWiMAX方式より高速な通信速度などを実現する高度化方式の導入が認められ、地域BWAの高度化方式としてTD-LTE方式と高い互換性を確保したAXGP方式またはWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(以下、WiMAX R2.1 AE方式)を運用できる。
HCEはAXGP方式を採用しており、2015年9月14日付けで最初のAXGP方式の無線局免許を取得した。
最初に無線局免許を取得し、最初に開局した基地局が大石駅に設置された基地局で、無線局免許の取得後に基地局を見るため大石駅を訪問していた。
当時は基地局を見てネットワークの検索を実施するだけだったが、ようやくHai connectのサービスを契約したので、最初に開局した基地局で通信するため約2年半ぶりに大石駅へ向かった。
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附帯盤とHuawei Technologies (華為技術)製の無線機
HCEは阪神電気鉄道本線の大石駅を含めた複数の駅に基地局を設置しており、電車の待ち時間や乗車中などもHai connectのサービスを試せた。
御影駅で乗り換えた際は、偶然にも目の前にHCEの基地局が飛び込んできた。
また、地域BWAのローミングなども試せたので、Hai connectの利用感などは改めて記事を掲載する。
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