iPhone XRが分解される、やはり通信モデムはIntel製
- 2018年10月27日
- Apple関連
米国のAppleが販売を開始したスマートフォン「Apple iPhone XR」がiFixitによって分解された。
分解の結果から、Apple iPhone XRで採用された部品などが判明している。
通信モデムはIntel 9955を搭載しており、Intel 9955はIntel XMM 7560 Modemと同等と思われるという。
Appleは米国のQualcommと特許紛争を繰り広げており、Qualcommの全額出資子会社で米国のQualcomm Technologiesからはもはや通信モデムを調達しないと報じられていたが、やはりQualcomm Technologiesからは調達せずに、Intelから調達した模様である。
なお、Apple iPhone XSおよびApple iPhone XS MaxはIntel XMM 7560 Modemと思われるIntel PMB9955を搭載する。
Intel 9955とIntel PMB9955はナンバリングから同等の通信モデムと思われ、すなわちApple iPhone XR、Apple iPhone XS、Apple iPhone XS Maxは同等の通信モデムを搭載すると考えられる。
4×4 MIMOの対応で差異はあるが、いずれもLTE DL Category 16およびLTE UL Category 13に対応し、通信速度は下り最大1Gbps/上り最大150Mbpsとなる見込み。
詳細は関連記事を参照していただきたいが、やはりApple iPhone XRも通信速度の理論値的にはギガビットLTEに対応と言えそうである。
その他の詳細な部品の情報や分解の写真などはiFixitのウェブサイトで公開されている。
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