Fの携帯端末、FCCの申請者が富士通コネクテッドテクノロジーズに
- 2018年12月27日
- docomo-FUJITSU
FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)製の携帯端末は米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証における申請者をFUJITSU (富士通)からFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESに変更したことが分かった。
FUJITSUは2016年2月1日に携帯端末事業を分社化し、携帯端末事業を担うFUJITSUの全額出資子会社としてFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESが発足した。
しかし、2018年3月末にはFUJITSUがFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESの株式の大半をPolaris Capital Groupに売却し、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESはFUJITSUの連結子会社から外れた。
2018年3月末以降はFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESへの出資比率はPolaris Capital Groupが70%、FUJITSUが30%となっている。
FUJITSUがFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESの株式の大半を売却後もFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES製のarrows Be F-04KはFUJITSUが申請者としてFCCの認証を取得していたが、らくらくスマートフォン me F-01Lからは申請者がFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESに変わった。
なお、arrows Be F-04Kは2018年5月17日付け、らくらくスマートフォン me F-01Lは2018年12月3日付けでFCCの認証を取得しており、いずれもNTT DOCOMO向けのスマートフォンである。
FCC IDの先頭の3桁または5桁はGrantee Codeと呼ばれ、申請者ごとに割当されるIDとなる。
FUJITSUにはVQKが割当されていたが、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESには2AQYEが割当された。
FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESがFUJITSUの連結子会社から外れ、そのうえでFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESとしてFCCの認証を申請する体制が整ったため、らくらくスマートフォン me F-01LからはFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESがFCCの認証を申請したと思われる。
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