タイのAIS、国際ローミングでソフトバンク通信障害の影響を受けた顧客に払い戻し
- 2018年12月15日
- 海外携帯電話
タイの移動体通信事業者(MNO)であるAdvanced Wireless Network (AWN)は日本における国際ローミングでSoftBankの通信障害の影響を受けた顧客に払い戻しを行うと明らかにした。
Advanced Wireless Networkは国際ローミングでSoftBankと提携しており、日本国内ではSoftBankのネットワークに接続する。
しかし、2018年12月6日の13時39分(日本標準時)から18時4分(同)までSoftBankの各種サービスで通信障害が発生し、SoftBankの移動体通信サービスを利用できないまたは利用しづらい状況が起きた。
国際ローミングでSoftBankのネットワークを利用する顧客も影響を受けており、Advanced Wireless Networkは影響を受けた顧客に深く謝罪し、料金の払い戻しを行うという。
通信障害が継続した時間は4時間25分であるが、Advanced Wireless Networkは48時間分の料金に相当する払い戻しを実施すると案内している。
ポストペイド契約とプリペイド契約の両方が払い戻しの対象となり、購入したローミングパッケージの48時間分に相当する払い戻しを行い、金額は選択したローミングパッケージによって異なる。
48時間分の料金については、(ローミングパッケージの料金/ローミングパッケージの有効日数)*2で計算する。
なお、SIM2Flyを利用する顧客は48時間分に相当する100タイバーツ(約346円)をSIMカードの残高に払い戻しを行う。
SIM2FlyにはAsia & AustraliaとGlobalの2種類が存在し、いずれも対象の国と地域に日本が含まれているが、払い戻しの金額はAsia & Australiaの料金を基準としている。
Advanced Wireless Networkは加入件数ベースでタイ最大の移動体通信事業者で、Advanced Info Service (AIS)の子会社となり、Advanced Info Serviceによる出資比率は99.99%となっている。
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