台湾で穴あきディスプレイを搭載したSamsung Galaxy A8sを発売へ、SM-G887F/DSがNCC通過
- 2018年12月31日
- Android関連
Samsung Electronics (サムスン電子)製のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-G887F/DS」が2018年12月21日付けで国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)の認証を通過した。
認定番号はCCAH184G0380T1。
モバイルネットワークはFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/700(B28) MHz, TD-LTE 2600(B38) MHz, W-CDMA 2100(I) MHz, GSM 1800/900 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用可能で、規格はIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応する。
電池パックの型番はEB-BA750ABUまたはEB-BA750ABU Nとなっている。
製造工場も公表されており、韓国のSamsung Electronics、中国のTianjin Samsung Telecom Technology (天津三星通信技術)、中国のHUIZHOU SAMSUNG ELECTRONICS (恵州三星電子)、中国のShenzhen Samsung Electronics Telecommunication (深圳三星電子通信)、ベトナムのSAMSUNG ELECTRONICS VIETNAM、ベトナムのSAMSUNG ELECTRONICS VIETNAM THAI NGUYENのいずれかの工場となる。
ただ、Tianjin Samsung Telecom Technologyの工場は2018年12月末までに閉鎖する模様で、Tianjin Samsung Telecom Technology以外の工場で製造する見込み。
SM-G887F/DSは未発表端末の型番(モデル番号)である。
型番規則よりSamsung Galaxy A8sの国際向けデュアルSIM版となることが分かる。
Samsung Galaxy A8sは中国向けに発表済みのスマートフォンで、ディスプレイを円形にくり抜き、そこにフロントカメラを配置したデザインを採用している。
Samsung ElectronicsがInfinity-Oと称するディスプレイで、このようなタイプのディスプレイはパンチホールディスプレイとも呼ばれる。
中国では中国以外の国や地域と異なるペットネームで展開する場合があり、中国以外ではSamsung Galaxy A9 Proとして展開される可能性もある。
国家通訊伝播委員会の認証を取得したため、台湾でSamsung Galaxy A8sに相当するスマートフォンを発売することは決定的となっている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。