HTCが2018年12月の月間売上高を発表、前年同期比66%減に
- 2019年01月05日
- 海外携帯電話
台湾のHTC (宏達国際電子)は2019年1月4日付けで2018年12月の月間売上高を発表した。
2018年12月の月間売上高は前年同期比66.36%減、前月比8.24%減の13億5,200万台湾ドル(約47億5,120万円)となった。
前年同期比で6割超の大幅な減収を記録し、依然として厳しい状況が続いている。
2018年では2018年9月と2018年10月に続いて3番目に低い水準である。
全盛期の2011年9月には月間売上高が453億8,800万台湾ドル(約1,595億251万円)に達したが、2018年12月の月間売上高はピークのわずか2.98%にとどまる。
なお、2018年12月までの2018年通期の累計売上高は前年比61.78%減の237億4,100万台湾ドル(約834億3,062万円)である。
業績の悪化は主に中核事業であるスマートフォン事業の不振が大きく影響している。
HTCはVR (仮想現実)事業も推進しており、少なくとも台湾ではVR事業は伸びているが、スマートフォン事業の不振を補えるほどの規模ではない。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。