ミッドレンジスマホ向けチップセットSamsung Exynos 7 Series 7904を発表
- 2019年01月22日
- その他モバイル端末
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)は携帯端末向けチップセット「Samsung Exynos 7 Series 7904」を発表した。
ミッドレンジのスマートフォンでの採用を想定したチップセットである。
製造プロセスは14nm FinFETプロセス技術を採用している。
CPUはデュアルコアのARM Cortex-A73とヘキサコアのARM Cortex-A53で構成されており、合計でオクタコアとなる。
CPUの動作周波数はARM Cortex-A73が最大1.8GHz、ARM Cortex-A53が最大1.6GHzとなっている。
GPUはARM Mali-G71 MP2を搭載している。
ディスプレイの解像度は最大でFHD+(1080*2400)である。
カメラの画素数はリアが最大で約3200万画素、フロントが最大で約3200万画素、デュアルカメラであれば最大で約1600万画素と約1600万画素のデュアルカメラとなる。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5GHz Dual-Band)に対応できる。
システムメモリはLPDDR4x、内蔵ストレージはeMMC 5.1に対応する。
高速な通信を実現する通信モデムが統合されている。
LTE DL Category 12およびLTE UL Category 13に対応し、下りはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)および256QAM、上りはCAおよび64QAMを利用できる。
通信速度は下り最大600Mbps/上り最大150Mbpsとなる。
Samsung ElectronicsはSamsung Exynos 7 Series 7904を導入することで、ミッドレンジのスマートフォンにハイエンドの機能をもたらすと説明している。
すでに量産を開始しているという。
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