スイスのSunrise Communications、5Gサービスを3月に商用化
- 2019年02月22日
- 海外携帯電話
スイスの移動体通信事業者(MNO)であるSunrise Communicationsは第5世代移動通信システム(5G)を2019年3月に商用化すると発表した。
2019年3月中旬以降に5Gを商用化する計画で、スイスの移動体通信事業者としてはSunrise Communicationsが初めて5Gを商用化する見込み。
まずは100人の顧客に限定して5Gを提供する予定である。
選択された100人の個人顧客と法人顧客が5Gを利用できる。
100人の顧客は期間限定ながら無料で5Gを体験できるという。
5Gの商用化当初は光ファイバが敷設されていない住宅や企業をターゲットに5Gを提供する方針で、5Gのエリアもその方針に沿って整備している。
2019年3月末までに150以上の地域で5Gのエリアを整備する計画である。
5Gに対応した端末としてはSunrise Internet Box 5Gを提供する。
Sunrise Internet Box 5Gから無線LANまたはLANケーブルを介して高速なデータ通信を利用できる。
なお、5Gの通信速度は下り最大1Gbpsとなる。
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)は5Gに対応したスマートフォンとしてSamsung Galaxy S10 5Gを発表しており、欧州では2019年夏に発売する計画である。
欧州では複数の移動体通信事業者と提携してSamsung Galaxy S10 5Gを販売する計画で、提携する移動体通信事業者にSunrise Communicationsが含まれるため、Sunrise Communicationsは5Gに対応した端末として2019年夏にSamsung Galaxy S10 5Gの取り扱いを開始する可能性が高い。
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