NTTドコモ向けGalaxy S10と思われるSC-03LがFCC通過
- 2019年03月29日
- docomo-SAMSUNG
NTT DOCOMO向けのSamsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「SC-03L」が2019年3月28日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはA3LSC03L。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 1700(B4)/850(B5)/700(B12/B13) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFC、無線充電の周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応し、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
SC-03Lは未発表端末の型番である。
型番規則からNTT DOCOMO向けと考えられる。
FCCで公開された資料からLTE DL Category 20およびLTE UL Category 5に対応することが分かる。
通信速度の理論値は移動体通信事業者(MNO)によって異なるが、ハードウェアの性能上は下り最大2Gbps/上り最大75Mbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用できる。
Samsung Electronics製でLTE DL Category 20に対応した機種はSamsung Galaxy S10シリーズのスマートフォンのみである。
ほかの認証機関で公開された情報より、NTT DOCOMO向けにはSamsung Galaxy S10シリーズのスマートフォンとしてSamsung Galaxy S10およびSamsung Galaxy S10+を投入することが分かっている。
これまで通りに下位機種が若い番号になると思われ、順当にGalaxy S10 SC-03L、Galaxy S10+ SC-04Lとして製品化されると推測している。
NTT DOCOMOより2019年夏商戦向けラインナップとして発表される見込み。
ラベルは電磁的表示を採用しており、FCCではラベルとラベルの表示方法が公開されている。
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