ミャンマーの携帯電話事業者Mytelが5Gを早期導入へ
- 2019年08月06日
- 海外携帯電話
ミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者(MNO)でMytelブランドを展開するTelecom International Myanmarは第5世代移動通信システム(5G)を早期に導入する方針を示した。
5Gに対応した端末の導入に向けて多くのメーカーと協力しており、5Gに対応した端末が準備できればすぐに5Gサービスを開始できるよう5Gネットワークの準備も早期に進めるという。
5Gサービスの料金プランは既存の料金プランから変更しない計画で、技術開発を先導しつつ手頃な料金で革新的なサービスを提供すると表明している。
5Gサービスの商用化に先立ち、ヤンゴン市にあるMyanmar PlazaのMytel Customer Experience Centerでは5Gサービスのデモンストレーションを披露する計画である。
高速通信など5Gサービスの特徴を一般顧客が体験できるようにする狙いがある。
ミャンマーで最初に5Gネットワークをもたらす移動体通信事業者とアピールしている。
Telecom International MyanmarはベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)の子会社でベトナムのViettel Global Investment、ミャンマーのMyanmar Economic Corporation (ミャンマー経済公社:MEC)の子会社でミャンマーのStar High、ミャンマーのMyanmar National Telecom Holding (MNTH)が出資する合弁会社で、持分比率はそれぞれ49%、28%、23%となっている。
Viettel Groupはベトナムの政府機関である国防省(Ministry of National Defence:MOD)が所有する国営企業で、Myanmar Economic Corporationはミャンマーの政府機関である国防省(Ministry of Defence:MOD)が所有する国営企業となり、実質的にベトナムとミャンマーの国防当局の合弁事業である。
2018年3月15日に首都・ネピドー、バゴー、カイン州で移動体通信サービスを開始し、その後にミャンマー全土へ拡大している。
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