iPhone 11、中国本土では(PRODUCT)REDを外して販売
- 2019年09月14日
- Apple関連
米国のAppleの中国法人であるApple Computer Trading (Shanghai) (苹果電脳貿易(上海))はスマートフォン「Apple iPhone 11」に関して、中国本土では(PRODUCT)REDを外して販売することが分かった。
日本を含めたグローバル向けにはApple iPhone 11のカラーバリエーションとしてブラック、グリーン、イエロー、パープル、ホワイト、(PRODUCT)REDの6色が用意されているが、そのうち中国本土では(PRODUCT)REDを紅色として発売する。
本体色の名称から(PRODUCT)REDを外しただけではなく、本体のリアパネルからも(PRODUCT)REDの文字を削除しており、中国本土では(PRODUCT)REDを外して販売することが分かる。
(PRODUCT)REDの製品は購入金額の一部が慈善団体の支援に使われるが、中国本土では2016年9月1日に中華人民共和国慈善法を施行しており、慈善活動に係る公開の資金調達には制限が設けられた。
そのため、中華人民共和国慈善法に抵触しないよう中国本土では(PRODUCT)REDを外して販売する可能性が考えられる。
中華人民共和国憲法および香港特別行政区基本法またはマカオ特別行政区基本法によって香港特別行政区およびマカオ特別行政区では中国への返還から50年間は中国本土とは異なる独自の法律の適用が認められており、中華人民共和国慈善法が適用されない香港特別行政区およびマカオ特別行政区では中国の一部ながら(PRODUCT)REDを外さずに販売される。
なお、中国および香港特別行政区では2019年9月20日にApple iPhone 11を発売する予定で、マカオ特別行政区では発売日が決定していない。
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