ドイツのTelekom Deutschlandが5Gサービスを開始
- 2019年09月19日
- 海外携帯電話
ドイツのDeutsche Telekomの完全子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるTelekom Deutschlandは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
まずはドイツの首都・ベルリンのほか、ミュンヘン、ケルン、ボン、ダルムシュタットで5Gサービスの提供を開始している。
5Gサービスの開始当初はベルリンで66局、ミュンヘンで9局、ケルンで12局、ボンで24局、ダルムシュタットで18局、合計で129局の5Gに対応した基地局を開設しているという。
5Gサービスの開始後は5Gに対応した基地局の増設を進める方針で、2019年末までにミュンヘンでは50局、ケルンでは90局、ボンでは40局に増設する予定である。
また、2019年末までにハンブルクおよびライプツィヒでも5Gサービスの提供を開始する計画と案内している。
5Gサービスに対応した端末としては韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy S10 5Gを最初に発売しており、Samsung Galaxy S10 5Gに関しては5Gサービスを商用化する前から販売を開始した。
Samsung Galaxy S10 5Gに続けて、Samsung Electronics製のSamsung Galaxy Note10+ 5G、中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI Mate 20 X (5G)、台湾のHTC (宏達国際電子)製のHTC 5G Hubも取り扱っている。
近い将来により多くの5Gサービスに対応した端末を発売する予定という。
Telekom Deutschlandが提供する既存のポストペイドプランであるMagentaMobilで5Gサービスを利用できる。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用する。
5G向けの周波数として3.5GHz帯および2.1GHz帯を確保しているが、まずは3.5GHz帯で5Gサービスを商用化しており、NR Bandはn78となる。
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