イタリアのTIMが5Gサービスを開始
- 2019年09月26日
- 海外携帯電話
イタリアの移動体通信事業者(MNO)であるTIMは第5世代移動通信システム(5G)を商用化したことが分かった。
5Gサービスの開始当初はイタリアの首都・ローマおよびトリノを提供エリアとしており、すでにナポリにも拡大したという。
また、数ヶ月かけてミラノ、ボローニャ、ヴェローナ、フィレンツェ、マテーラ、バーリなどの都市にも拡大する計画である。
30の観光地や50の工業地区などを優先的に5Gサービスを整備する。
月額料金が19.99ユーロ(約2,400円)のTIM Advance 4.5G、29.99ユーロ(約3,500円)のTIM Advance 5G、49.99ユーロ(約5,900円)のTIM Advance 5G TOPで5Gサービスを利用できる。
下りの通信速度は2Gbps程度になると案内している。
5Gサービスに対応した端末として3機種のスマートフォンを用意しており、中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のOPPO Reno 5G、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy S10 5G、中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)製のXiaomi Mi MIX 3 5Gから選べる。
TIMは5G向け周波数として700MHz帯、3.5GHz帯、2.6GHz帯を保有するが、まずは3.5GHz帯のみを利用する。
なお、700MHz帯および2.6GHz帯は対応する端末が一般に販売されていない。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用する。
3.5GHz帯のNR Bandはn78である。
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