NTTドコモ向け5Gプレサービス用スマホLG OA1930が技適通過
- 2019年10月04日
- docomo-LG
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明または工事設計認証を通過した機器の情報が更新された。
NTT DOCOMO向けの韓国のLG Electronics製のNR/LTE端末「OA1930」が2019年4月5日および2019年7月12日付けでTelecom Engineering Center (TELEC)の認証を通過したことが分かった。
工事設計認証番号は001-A15110。
モバイルネットワークはNR (TDD) 4500(n79)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 800(B19)/700(B28) MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、Keyssaの周波数でも認証を通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯で認証を受けており、対応する規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acとなる。
OA1930はNTT DOCOMOが第5世代移動通信システム(5G)の商用化に先立ち実施する5Gプレサービス向けのスマートフォンである。
5GのNR方式に対応している。
1度目の認証ではNR方式で通過しておらず、2度目の認証でNR方式を追加して認証を受けた。
なお、NR (TDD) 4500(n79) MHzは4500~4600MHz、NR (TDD) 3500(n78) MHzは3600~3700 MHzのみで認証を受けており、いずれもNTT DOCOMOが5G向けに割当を受けた周波数のみで認証を取得したことが分かる。
OA1930はLG V50 ThinQ 5Gをベースとしたスマートフォンで、5Gプレサービスにおけるスポーツのマルチアングル視聴などで活用されている。
NTT DOCOMOは5Gプレサービス向けスマートフォンの一般販売は行わないと明確化しているため、OA1930は一般販売されないことになる。
なお、Telecom Engineering Centerは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。
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