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ソフトバンク向け5G NRスマホSHARP W-106が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明または工事設計認証を通過した機器の情報が更新された。

SoftBank向けのSHARP製のNR/LTE/W-CDMA端末「W-106」が2019年7月10日および2019年9月6日付けでTelecom Engineering Center (TELEC)の認証を通過したことが分かった。

工事設計認証番号は001-P01382。

モバイルネットワークはNR (TDD) 28000(n257)/3700(n77) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B11)/900(B8)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHzで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数では認証を通過していないが、NR (TDD) 28000(n257) MHzのみ遅れて2019年9月6日付けで認証を取得したように、改めて認証を取得する可能性が高い。

W-106は未発表端末のメーカー型番である。

認証を受けた周波数やメーカー型番の規則からSoftBank向けと考えられる。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応することが分かる。

なお、NR (TDD) 28000(n257) MHzは29100~29500 MHz、NR (TDD) 3700(n77) MHzは3900~4000 MHzのみで認証を受けており、いずれもSoftBankが5G向けに割当を周波数範囲のみで認証を受けた。

SHARPは5Gプレサービス用のスマートフォンをSoftBank向けに納入したことを正式に発表しており、W-106はSoftBankの5Gプレサービスで使用されていると思われる。

5Gプレサービス用のスマートフォンはSHARP AQUOS R3がベースである。

NR方式の周波数は6GHz帯未満のサブ6GHz帯とミリ波(mmWave)の両方に対応することが明らかにされており、これは認証情報とも一致する。

5Gプレサービス用に開発されたスマートフォンであれば、同一製品を一般販売する予定はないが、2019年10月4日時点で一般に公開された情報をもとにすると、W-106は技術基準適合証明または工事設計認証をNR方式で通過した最初のスマートフォンとなった。

なお、Telecom Engineering Centerは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。


総務省 電波利用ホームページ

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