韓国のカカオ子会社、5GスマホSTAGE 5Gを発表
- 2019年11月04日
- Android関連
韓国のKakaoの子会社で同国のStage Fiveは中国のZTE (中興通訊)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「STAGE 5G (A2020N3)」を発表した。
Stage Fiveが自社ブランドで展開する第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroid 9 Pie Versionを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 855 Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.47インチFHD+(1080*2340)AMOLEDを搭載する。
カメラはリアにメインの約4800万画素CMOSイメージセンサ、広角レンズの約2000万画素CMOSイメージセンサ、望遠レンズの約800万画素CMOSイメージセンサからなるトリプルカメラ、フロントに約2000万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 5.0、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCにも対応する。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量が128GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは内蔵式で、容量は4000mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cとなる。
急速充電のQualcomm Quick Charge 4+および無線充電を利用できる。
生体認証はディスプレイ一体型の指紋認証に対応している。
カラーバリエーションはBlueの1色展開である。
Kakaoが展開する主要なサービスのアプリケーションがプリインストールされており、簡単にKakaoのサービスにアクセスできる。
韓国で販売することが決まっており、価格は814,000韓国ウォン(約76,000円)に設定されている。
ハードウェアはZTEが開発や製造を担当しており、ZTE Axon 10 Pro 5Gがベースとなっている。
なお、Kakaoは完全子会社のKakao Investmentを通じてStage Fiveに出資しており、Kakao InvestmentのStage Fiveに対する持分比率は56.8%である。
Stage Fiveは韓国の移動体通信事業者(MNO)であるKT Corporationと戦略的提携を締結しており、Kakaoのサービスを組み合わせて専用の5G料金プランを開発することでも合意している。
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