楽天モバイル、OPPO A5 2020の通信速度を修正
- 2020年02月03日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のスマートフォン「OPPO A5 2020 (CPH1943)」の通信速度を修正したことが分かった。
Rakuten Mobileは移動体通信事業者(MNO)として展開する楽天回線向けの公式ウェブサイトではスマートフォンのスペックに楽天回線の通信速度の理論値を記載している。
当初、OPPO A5 2020の通信速度は下り最大400Mbps/上り最大150Mbpsと記載していたが、2020年2月3日に下り最大200Mbps/上り最大75Mbpsに修正された。
OPPO A5 2020はチップセットにQualcomm Snapdragon 665 Mobile Platformを搭載しており、Qualcomm Snapdragon 665 Mobile PlatformではLTE DL Category 12およびLTE UL Category 13に対応できる。
下りはキャリアアグリゲーション(CAT)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)、256QAM、2×2 MIMOを適用、上りはアップリンク・キャリアアグリゲーション(ULCA)および64QAMを適用して下り最大600Mbps/上り最大150Mbpsを実現する。
ただ、楽天回線ではLTE (FDD)方式の1.8GHz帯(Band 3)で帯域幅は20MHz幅*2のみ利用できるため、キャリアアグリゲーションは使えず、正確には下り最大200Mbps/上り最大75Mbpsとなることは容易に予想できた。
ほかのOPPO A5 2020を取り扱う仮想移動体通信事業者(MVNO)もOPPO A5 2020の通信速度は下り最大400Mbps/上り最大150Mbpsと記載しているため、Rakuten Mobileは楽天回線の帯域幅などを考慮せずにGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsから提供された数値をそのまま記載した可能性が高い。
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