TCL Communication、8月にBlackBerryスマホの販売を終了
- 2020年02月04日
- Android関連
中国を拠点とする英領ケイマン諸島のTCL Communication Technology Holdings (TCL通訊科技控股)はBlackBerryブランドを使用したスマートフォンの販売を終了すると発表した。
ブランドライセンス契約の失効に伴い、2020年8月31日をもってBlackBerryブランドを使用したスマートフォンの販売を終了すると告知している。
TCL Communication Technology Holdingsは2016年12月15日にカナダのBlackBerryと長期的なブランドライセンス契約を締結し、それに基づきBlackBerryブランドを使用したスマートフォンの設計、製造、販売、サポートを提供してきた。
TCL Communication Technology HoldingsとBlackBerryが締結したブランドライセンス契約はインド、スリランカ、ネパール、バングラデシュ、インドネシアを除くグローバルで独占的な契約となり、日本でもTCL Communication Technology Holdingsによって設計および開発されたBlackBerryブランドを使用したスマートフォンが発売された。
しかしながら、ブランドライセンス契約の失効に伴いTCL Communication Technology Holdingsは新たにBlackBerryブランドを使用したスマートフォンをはじめとする携帯端末の設計、開発、販売を行う権利を失うため、BlackBerryブランドを使用したスマートフォンの販売は2020年8月31日をもって終了する。
すでに販売したBlackBerryブランドを使用したスマートフォンに関しては、TCL Communication Technology Holdingsが2022年8月31日までサポートを提供する計画である。
なお、BlackBerryはインド、スリランカ、ネパール、バングラデシュではインドのOptiemus Infracom、インドネシアでは同国のBB Merah Putihとブランドライセンス契約を締結しているが、TCL Communication Technology Holdingsと同様に終了する可能性がある。
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