クアルコム、EXP21の商標を登録
- 2021年08月19日
- Android関連
米国(アメリカ)のQualcommはEXP21の商標を登録したことが分かった。
米国の政府機関である米国特許商標庁(United States Patent and Trademark Office:USPTO)の公式ウェブサイトを通じて情報を確認できる。
商標の出願人はQualcommで、対象の商品または役務はスマートフォンと記載されている。
そのため、Qualcommがスマートフォンで使用する商標となる。
これまでに、Qualcommの完全子会社で米国のQualcomm Technologiesと台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)が共同で開発したスマートフォンであるSmartphone for Snapdragon Insidersの名称としてEXP21 Smartphoneが存在することが分かっている。
Qualcommの公式ウェブサイトではSmartphone for Snapdragon Insidersの標準セットの同梱品としてEXP21 Smartphoneを記載しているため、スマートフォンの本体を意味すると思われる。
また、Smartphone for Snapdragon Insidersは複数の認証機関で製品名をEXP21 Smartphoneとして認証を受けている。
Qualcommは子会社を通じて展開するオリジナルのスマートフォンでEXP21の商標を使用することになる。
Smartphone for Snapdragon Insidersは第5世代移動通信システム(5G)に対応したハイスペックなスマートフォンである。
OSにはAndroid 11を採用している。
チップセットはQualcomm Snapdragon 888 5G Mobile Platformを搭載し、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.78インチFHD+(1080*2448)AMOLEDで、カメラはリアにメインの約6400万画素CMOSイメージセンサ、超広角カメラの約1200万画素CMOSイメージセンサ、望遠カメラの約800万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約2400万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA/GSM方式に対応しており、5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式はサブ6GHz帯のFR1に加えてミリ波(mmWave)のFR2で定義された周波数も利用できる。
Bluetooth 5.2、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz/6GHz)、NFCにも対応している。
システムメモリの容量は16GBで、内蔵ストレージの容量は512GBとなる。
電池パックの容量は4000mAhである。
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