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インテル、ローカル5Gの無線局免許を取得



米国(アメリカ)のIntel Corporationの日本法人であるIntel K.K.はローカル5Gの無線局免許を取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページを参照すると、Intel K.K.は2022年6月20日付けでローカル5Gの無線局免許を取得した事実を確認できる。

Intel K.K.が取得したローカル5Gの無線局免許は1局である。

無線局の種別は基地局、無線局の目的は一般業務用、運用許容時間は常時、送受信所は東京都千代田区となっている。

周波数はサブ6GHz帯(Sub6)の4.7GHz帯を使用する。

周波数範囲および帯域幅は4800~4900MHzの100MHz幅で、出力は1Wとなる。

ローカル5Gでは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式としてNR方式を導入できる。

NR BandはFR1のn79として運用することになる。

アンカーバンドとして動作する第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式の無線局免許は取得していない。

ローカル5Gの制度上はノンスタンドアローン(NSA)構成のOption 3で運用する場合に自らLTE方式を整備もしくは他社が整備したLTE方式の使用が認められているが、無線アクセスネットワーク(RAN)構成はシンプルにスタンドアローン(SA)構成のOption 2で運用すると思われる。

Intel K.K.はIntel Corporationの日本法人として機能している。

Intel CorporationがIntel K.K.の株式の全部を保有する。

日本でローカル5Gに関する事業を展開しており、Intel K.K.が所在する東京都千代田区の国際ビルで開設したインテル データ・セントリック CoEにはローカル5Gや携帯電話事業者の5Gなど携帯通信網の実装を優れた費用対効果で実現できるサーバ環境を構築した。

サーバ環境はローカル5Gや携帯電話事業者の5Gに対応したソフトウェアベースのソリューションであるインテル FlexRAN リファレンス・アーキテクチャーを使用している。

ローカル5Gにおける採用を想定した製品を展開するうえで、実際にローカル5Gの環境を整備することになり、ローカル5Gの無線局免許を取得したと思われる。

総務省

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