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NTTドコモのAQUOS R7 SH-52Cがn1に対応



NTT DOCOMOが発売したSHARP製のスマートフォン「AQUOS R7 SH-52C」がn1に対応したことが分かった。

NTT DOCOMOは同社の公式ウェブサイトで公開しているAQUOS R7 SH-52Cの詳細な仕様およびNTT DOCOMOが取り扱う端末の対応周波数一覧を更新しており、いずれもAQUOS R7 SH-52Cがn1に対応したことを示している。

NTT DOCOMOは同社で利用できる周波数と同社で利用できない周波数を明確化しており、n1は同社で利用できる周波数として記載されている。

そのため、AQUOS R7 SH-52CではNTT DOCOMOのn1を利用できることになる。

発売時点では対応周波数にn1を記載していなかったが、総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が公開した電波法に基づく工事設計認証の情報からハードウェアとしてはn1を実装していることが確認できていた。

発売後にソフトウェアのアップデートを通じてn1に対応したと考えられる。

n1は第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式のバンド番号のひとつで、周波数は2.0GHz帯である。

NTT DOCOMOは第3世代移動通信システム(3G)の無線方式であるW-CDMA方式および第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式を運用している2.0GHz帯でもNR方式を順次導入する計画で、2.0GHz帯の5Gがn1となる。

NTT DOCOMOはNR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成としてスタンドアローン(SA)構成およびノンスタンドアローン(NSA)構成を導入しており、AQUOS R7 SH-52CはSA構成とNSA構成の両方に対応するが、n1はNSA構成に限り動作する。

NTT DOCOMOが同社の製品として展開するドコモ スマートフォンのラインナップではAQUOS R7 SH-52Cが初めてn1に対応することになった。

AQUOS R7 SH-52C以外のドコモ スマートフォンでもハードウェアとしてはn1に対応している機種が少なくない。

ソフトウェアのアップデートを実施してn1に順次対応すると思われる。

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