大容量電池を搭載したシャープ製スマホがFCC通過
- 2023年10月02日
- Android関連
SHARP CORPORATION製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「APYHRO00328」が2023年9月26日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDはAPYHRO00328である。
携帯通信網はNR (FR1, TDD) n41, LTE (FDD) B2/B5/B12/B17, LTE (TDD) B38/B41, W-CDMA II/V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。
FCCでは型番に代わる機器名称としてFCC IDを使用しているため、型番を記載していない。
製品はスマートフォンと記載しており、スマートフォンであることは確定している。
比較的上位のスマートフォンで一般に対応する無線LANのIEEE 802.11axには対応していないため、ミッドレンジ以下のスマートフォンと思われる。
FCCでは電池パックの情報も公表しており、容量は実力容量が5000mAhで、最小容量が4860mAhとなっている。
歴代のAQUOSのスマートフォンで最大の電池パックを搭載した機種がAQUOS sense7 plusで、5050mAhの電池パックを搭載する。
そのため、AQUOS sense7 plusと近い大容量の電池パックを搭載することが分かる。
米国の政府機関であるFCCでは原則として米国で利用できる周波数に限り認証を行うが、米国で利用できる国際ローミング向けの周波数から販売元の移動体通信事業者(MNO)を推測できる場合がある。
APYHRO00328はNTT DOCOMOもしくはKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)が販売すると思われる。
SHARP CORPORATIONは2023年10月3日にスマートフォンの新製品を発表する予定である。
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