マレーシアのTelekom Malaysiaが本社移転、サイバージャヤに
- 2023年11月25日
- 海外携帯電話
マレーシアのTelekom Malaysia (TM)は本社を移転したと発表した。
Telekom Malaysiaは既存の拠点を拡張してTMキャンパスを開設しており、拡張後のTMキャンパスに本社を移転することになった。
これまで、Telekom Malaysiaはマレーシアの首都・クアラルンプール連邦直轄領に本社を設置していた。
一方、スランゴール州(セランゴール州)サイバージャヤ地区にも大規模な拠点を設置しており、TMイノベーションハブなどの研究開発拠点に加えて、ネットワークオペレーションセンターやデータセンターなどの重要な施設が所在する。
スランゴール州の大規模な拠点では規模を拡張してTMキャンパスを開設しており、TMキャンパスの運用の開始に伴い本社を移転した。
なお、Telekom Malaysiaは携帯通信事業も行う。
Telekom Malaysiaの連結子会社でマレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるTM Technology Servicesを通じて移動体通信事業者として携帯通信事業を展開している。
TM Technology Servicesは携帯通信事業の事業会社で免許人である。
第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を整備しており、Unifi Mobileとして携帯通信サービスを提供する。
旧社名はWebe Digitalで、携帯通信事業を専門的に担当していた。
Telekom Malaysiaは内部再編の一環で携帯通信事業の事業会社を含めたマレーシア国内の事業会社の統一を決定したため、Webe Digitalにマレーシア国内の事業を集約するとともに、Webe Digitalの社名をTM Technology Servicesに変更することになった。
マレーシア国内の事業会社を統一することで、事業の効率化や合理化を期待するという。
内部再編は完了しておらず、2023年12月31日までに完了する予定である。
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