マカオ特別行政区における2024年Q1の携帯電話加入件数が判明
- 2024年05月03日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。
毎月の統計資料の更新に伴い2024年3月末時点の情報を掲載しており、事実上の2024年第1四半期時点の情報となる。
携帯電話サービスの加入件数は1,395,171件で、2024年1月から3か月連続で増加となった。
マカオ特別行政区政府は四半期ごとにマカオ特別行政区の人口を公表しており、2023年12月31日時点で683,700人となっている。
加入件数と人口の集計時期には1四半期の開きがあるが、おおよそのマカオ特別行政区における携帯電話サービスの人口普及率は約204.1%となる。
加入件数は契約種別の内訳も開示している。
第3世代移動通信システム(3G)はポストペイド回線が18,935件、プリペイド回線が1,334件となった。
LTEはポストペイド回線が422,189件、プリペイド回線が213,414件である。
第5世代移動通信システム(5G)はポストペイド回線が576,322件、プリペイド回線が162,977件となっている。
3Gの合計は20,269件で約1.5%、LTEの合計は635,603件で約45.6%、5Gの合計は739,299件で約53.0%を占める。
なお、占有率は四捨五入を適用後の数値を掲載しており、全部の合計は100%とならないことに留意しておきたい。
3Gおよび5Gは世代で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式となるが、郵電局は免許の種別に基づく表記を採用する。
統計資料ではマカオ特別行政区で携帯電話事業を行う4社の移動体通信事業者(MNO)が集計の対象である。
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