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ドイツのTelefonica Germany、商用でOpen RANを導入



スペインのTelefonicaの子会社でドイツの移動体通信事業者(MNO)であるTelefonica Germanyは商用でOpen RANおよび仮想化無線アクセスネットワーク(vRAN)を導入したことが分かった。

韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が情報を開示した。

Telefonica GermanyとSamsung Electronicsは2024年5月2日よりOpen RANおよびvRANを採用した商用の基地局を運用しているという。

Open RANおよびvRANを採用した商用の基地局ではOpen RANに対応した無線装置と制御装置をオープンインタフェースで接続している。

制御装置は汎用サーバ上に完全仮想化された基地局ソフトウェアを搭載する。

無線装置や基地局ソフトウェアを含むvRANソリューションをSamsung Electronicsが供給したという。

Open RANおよびvRANを採用した商用の基地局では第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を運用している。

Samsung Electronicsが供給した5G向けのvRANソリューションを商用で導入する事例はドイツでは初めてとなる。

最初はドイツのバイエルン州ランツベルク・アム・レヒ郡でOpen RANおよびvRANを採用した商用の基地局を運用しており、順次拡大する計画である。

ドイツでは4社の移動体通信事業者が携帯通信事業を展開しており、3社が商用でOpen RANを導入したことになる。

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