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台湾の中華電信、7月以降も一部の3G基地局は維持



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)は2024年7月1日以降も一部の第3世代移動通信システム(3G)の基地局を維持することが分かった。

台湾の移動体通信事業者はChunghwa Telecom、Far EasTone Telecommunications (遠傳電信:FET)、Taiwan Mobile (台湾大哥大)の3社が存在する。

いずれも原則として2024年第2四半期、すなわち2024年6月30日をもって3Gの提供を終了する予定である。

当然ながらTaiwan MobileはTaiwan Star Telecom (台湾之星電信)から承継した3Gも終了の対象となる。

そのため、台湾の政府機関で電気通信分野などの規制を司る国家通訊伝播委員会(NATIONAL COMMUNICATIONS COMMISSION:NCC)は公式ウェブサイトに3Gの終了に関するページを開設している。

3Gの終了時期はChunghwa Telecom、Far EasTone Telecommunications、Taiwan Mobileともに2024年第2四半期の予定と案内しているが、Chunghwa Telecomに限り少数の必要な3Gの基地局を維持するという。

3Gの基地局を維持する場所などの詳細は開示していないが、Chunghwa Telecomは遠隔地など第4世代移動通信システム(4G)の整備が十分ではない地域では2024年7月1日以降も3Gの基地局を維持することになると思われる。

Chunghwa Telecomも基本的には2024年第2四半期に3Gを終了するため、3Gの終了に伴う影響を受ける場合は2024年6月30日までに対応を講じる必要がある。

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