楽天モバイル、2024年Q1の契約数などが判明
- 2024年05月15日
- Rakuten-総合
Rakuten Group (楽天グループ)は2024年第1四半期の業績の発表に伴い同社の完全子会社で移動体通信事業者(MNO)および仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯通信事業を行うRakuten Mobile (楽天モバイル)の業績も開示した。
Rakuten Mobileの2024年3月31日に終了した3か月間となる2024年第1四半期の売上高は前年同期比7.1%増の619億6,400万円、営業損失は前年同期比26.2%減の729億6,600万円となった。
2024年第1四半期も赤字を記録したが、前年同期比で赤字幅は縮小している。
2024年第1四半期のARPUはMNOが前年同期比0.3%増の1,967円、MVNOが前年同期比3.5%減の2,282円である。
解約率はMNOが前年同期比1.6ポイント減の1.54%に低下した。
2024年3月31日時点の契約数はMNOが前年同期比38.8%増の633万件、MVNEが前年同期比1,089.3%増の15万件、BCP用途が前年同期比83,964.0%増の14万件、MVNOが前年同期比29.8%減の33万件となった。
合計は前年同期比37.8%増の695万件に達している。
なお、MNOの数値はMVNEおよびBCP用途の数値を除外した数値である。
MVNEはRakuten Mobileは同社の完全子会社であるRakuten Communications (楽天コミュニケーションズ)に対する帯域の卸売、BCP用途は法人向けにBCP用途で販売するプランを意味する。
第4世代移動通信システム(4G)の人口カバー率は前年同期比0.5ポイント増の98.9%となった。
スポンサーリンク