日本通信にMNCを指定、PLMN番号は440-24に
- 2024年11月15日
- Local 5G
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)はJapan Communications (日本通信)に事業者コード(Mobile Network Code:MNC)を指定したことが分かった。
総務省は国際移動体加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity:IMSI)の指定状況を更新しており、Japan Communicationsに対して44024から始まるIMSIを指定したことを確認できる。
更新日から2024年9月2日から2024年11月1日までに指定したと考えられる。
IMSIは3桁の国コード(Mobile Countiry Code:MCC)と2桁もしくは3桁のMNCから始まる最大15桁の識別番号である。
日本のMCCとしては440および441が割当されている。
440に対するMNCは2桁、441に対するMNCは原則として新規には3桁で指定している。
Japan Communicationsの番号はMCCが440で、MNCが24である。
MCCとMNCで構成する公衆陸上移動体通信番号(Public Land Mobile Network Number:PLMN番号)は440-24となる。
なお、Japan Communicationsはモバイルソリューション事業のローカル携帯網による通信事業として米国(アメリカ)で市民ブロードバンド無線サービス(Citizens Broadband Radio Service:CBRS)の周波数で動作する第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)に係る事業を展開している。
先進的な事例が多い米国で実績を作り、米国で蓄積した知見を活かして類似した事業を日本でも展開することを目指すという。
日本の制度では自営BWAやローカル5Gが近く、日本国内のローカル携帯網による通信事業でIMSIを使用する計画と思われる。
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