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豪州のTelstraがStarlinkのDirect to Cellを採用、初の1国2社目に



豪州(オーストラリア)の移動体通信事業者(MNO)であるTelstraは米国(アメリカ)のSpaceXとして事業を行うSpace Exploration Technologiesと新しい協業を行うと発表した。

新しい協業によって携帯端末と衛星の直接通信を提供する計画である。

Telstraの携帯通信網は人口カバー率が99.6%に達しているが、広大な面積を誇る豪州では地上の基地局による携帯通信網の整備が困難な地域が少なくない。

遠隔地や沿岸地域など地上の基地局による携帯通信網の整備が困難な地域では衛星によって補完する。

当初はSMSを提供する計画である。

サービスリンクは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式となる。

周波数は2.6GHz帯で、詳細な周波数範囲は2500~2510MHzおよび2620~2630MHzとなっている。

バンド番号はBand 7として運用することになる。

Space Exploration Technologiesは同社が運用するStarlinkの衛星を用いた携帯端末と衛星の直接通信をDirect to Cellとして展開しており、TelstraではDirect to Cellで携帯端末と衛星の直接通信を実現する。

これまで、Direct to Cellの採用は1国あたり1社に限られたが、豪州では同国の移動体通信事業者であるOptus Mobileも採用を決定している。

そのため、豪州では初めて1国で複数の移動体通信事業者がDirect to Cellを採用することになる。

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