プエルトリコのLiberty Mobile Puerto RicoがOpen RAN導入へ
- 2025年02月04日
- 海外携帯電話
米自治領プエルトリコの移動体通信事業者(MNO)であるLiberty Mobile Puerto RicoはOpen RANを導入することが分かった。
Liberty Mobile Puerto Ricoは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)と協力してOpen RANに対応した通信設備で第5世代移動通信システム(5G)を展開するという。
Samsung ElectronicsはO-RANフロントホール仕様に準拠した仮想化無線アクセスネットワーク(vRAN)および無線装置をLiberty Mobile Puerto Ricoに供給する。
なお、O-RANフロントホール仕様はOpen RANの仕様策定を推進する標準化団体でドイツに本部が所在するO-RAN ALLIANCEで策定した標準仕様となる。
Samsung ElectronicsによるとLiberty Mobile Puerto Ricoはプエルトリコを含む中南米(ラテンアメリカ)で最初にOpen RANの技術で5Gを導入する移動体通信事業者になるという。
プエルトリコは米国(アメリカ)の海外領土である。
プエルトリコでは米国本土とは異なる移動体通信事業者が携帯通信事業を行う。
Liberty Mobile Puerto Ricoは米国のAT&Tが所有していたが、米国を拠点とする英領バミューダのLiberty Latin Americaに売却した。
そのため、Liberty Mobile Puerto RicoはLiberty Latin Americaの子会社となった。
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